シングルマザーになると肩身が狭いと感じる時が多くなるかもしれません。
離婚が多いと言われている現代、シングルマザーも珍しくはないと言われてはいますが、考えてみると周りにシングルマザーはそんなに多くいますか?
環境にもよるのでしょうが私の職場は女性の多い職場です。約30人程一緒に働いていますがシングルマザーは私しかいません。
学校でも田舎の小さい学校なので母子家庭はうちのみ。友人でシングルマザーはいますが、こう考えるとシングルマザーってそんなにゴロゴロいるものではないのでやはり物珍しい感じで世間から見られているのでしょう。
私の愚痴っぽい記事になってしまいますが、まだまだ世間からの「シングルマザーは旦那さんと別れて一人で大変ね」と同情の視線を浴びながら感じる、シングルマザーの心苦しさと肩身の狭さをまとめました。
出戻り娘に親の心配な言葉が耳が痛い
自分も子供がいるのでわかりますが、親って幾つになっても子供に何か言いたいものなのでしょう。耳が痛いです。
一度結婚に失敗してるのにまだ結婚しろと言ってくる無神経な言葉
「このままずっと一人でいいの?若いうちに婚活しなさい」
「子供が小さいうちに早く相手を見つけなさい」
私の給料では大変だろうと心配してくる言葉
「○○(私の子供の名前)を大学まで出さなくちゃいけないのだから貯金しなさい」
「自分が今後どうするのか考えなさい」
私たちに振り回されたくないという意味
「○○(私の子供の名前)の好きなものばかり作るから食べるものが子供向けに変わった」
「○○(私の子供の名前)の世話があるから出かけられない」
「私たちがいつまでも元気と思われては困る。残りの人生好きに生きたい」
こういつも言われてます。他に考えることはないのだろうかと考えてしまうほどです。
親戚の集まりも肩身が狭い
滅多に親戚がみんなで集まる事なんてあまりないので、法事などはシングルマザーは肩身が狭い。いとこは結婚して幸せそうに家族でにぎやかにしているのに対して私は・・・と悲しい気持ちになります。
いとこから、子供の習い事の自慢話。うちだって習い事してますがなんだか張り合う気にもなれません。とりあえず話すのも面倒なので皆にお茶など入れて働く。
「○○ちゃん(私の名)はお仕事大変なんでしょ?」と叔母の言葉。
「はい、頑張ってます」答えひっそりしてます。
先日いとこの結婚相手のお披露目会がありました。みんなからお祝いの言葉一言ずつ述べていくというよくある企画。私は結婚失敗者、大した言葉は言ってあげられません・・・
当たり障りのない、つまらないお祝いの言葉で乗り切るしかないのです。
幸せそうで妬ましいなどはありません。もちろん幸せになって欲しい気持ちですが、こういう場はシングルマザーは肩身が狭いのです。
友人の結婚式もなんだか気まずい
結婚式、すっごく久しぶりに会う友達いますよね。披露宴の席次表を見て「あれ?結婚したよね?」「○○ちゃん名前戻ってるけどどしたの?」と言われる。
正直ほっといてほしいです・・・
学校行事が多く 職場の皆に迷惑かけてる
学校行事はなるべく出席しているので、仕事の休み希望も他の方より断然多い。
学校行事の出席・習い事の送迎の為に、半休を取ったり定時で帰ったり、残業もあまりしないで帰っています。
他の方は遅くまで仕事をしている時もあるので申し訳ない。
また、子供が発熱をし学校から職場に呼び出しの電話があれば仕事は帰らなくてはならないので、同僚に迷惑をかけているので肩身が狭い。
運動会で保護者の参加種目決め、祖父まで出ろと強要される
私の住んでいる地域は児童も少ないため、運動会の保護者の参加種目は4種目もあります。地区ごとに参加種目を決めるのですが4種目でも枠が多いので4種目全世帯が出ないと埋まらないくらいの少なさ。
「こっちは旦那がでます~」など皆言ってますが私は言えない。
結局、4種目中3種目も私は出場することに・・・。綱引きは男ばかりなので避けていたら
「○○さんのおじいちゃん元気そうだから出れるんじゃない?」
「無理です・・・、居ないなら出ますよ・・・」と結局出場することに。旦那がいないとおじいちゃんまで出るように言われるのです。
職場で「え~!○○さんて子供いるの??」と噂される
私の会社は委託なので同じ会社の方は30人ほど、他の勤務されてる方は100人弱はいるのです。もちろんそんなにいると、世間話はしてもプライベートな事、自分が「シングルマザーなんです。」なんていちいち話しません。
でも人って噂が好きですよね。「○○さんって子供いるって本当?」など、私の仲良くしている同僚に聞いて来たりしているようです。正直ほうっておいて欲しいですね。
こんな事もありました。職場の飲み会があるとき
先輩 「子供の行事みたいなので、難しいみたいですよ」
外会社の方「え?!○○さん子供いるの?じゃあ、結婚してるの?」
先輩 「いや・・・。結婚は・・・。あれですよ」
先輩 「さっき▲▲さんが○○さんのことしつこく誘ってくるから、子供の行事って伝えたらびっくりしてたよ!結婚してるか聞いてきたけど答えづらくてさ~」
私 「はあ。そうですか。確かにその日は行けませんけど」
このやり取りだと分かりにくいですが、外会社の方は60代のおじさんですので私が気になってるとか私に好意があるとかそうゆうことは一切ありません。
しかしこの先輩にはイラッとしました。子供がいる事を隠すつもりはありません。自分から公表したりもしてます。
自分の意思で伝えるのと他の第3者からシングルマザーなんだよと伝えられるのは全然違います。この私のデリケートな情報をペラペラしゃべる先輩は人としてどうなんでしょう。やっぱりイラッとします。
職場の恋愛話に入っていけない
パートの主婦の方もいる職場なので、主婦の方たちの旦那さんの話をしている時は、あまり会話に入らず黙々と仕事をしている。
きついのは「旦那との馴れ初めや付き合った期間」関連の話。若い子は今の彼氏と付き合った馴れ初めや付き合った期間を聞いたりしてるが絶対私にはそのネタを振って来ない。正直さみしい。
しかし離婚もすると、他人の恋愛話はどうでもよくなってしまう。聞いてもしょうがないしとかドライになってしまうのです。
年1回の社長の面談 私だけ聞かれない事がある
年1回昇給があります。その前に社長との面談。仕事での評価や自分の思ってる事・やりたい事などを話す為面談するのですが、他の社員の子はみんな聞かれている事があるのを最近知ったのです。それは・・・
「ご結婚のご予定はありますか?」
この質問毎年されるらしいのですが、私は一度もこの質問をされた事がないのです。
まとめ
シングルマザーが大変というのは、仕事も家事も子育ても抱え、こういったひけめを感じながら生きて行く事なのでしょう。
自分で決めて離婚したのですが普段の生活のなかでこういった肩身の狭い、心の痛いことが頻繁にあるのです。日常の中の一つだと思って気にしないでいれば良いのですよね。
初めてコメントします。シングルマザーの田辺と申します。
父の日について検索していて、通りかかりました。
ご自身の経験に照らして、具体的で参考になる記事がたくさんあり…素晴らしいサイトですね!
私もこういうブログをやりたかったはずなのにと思いました(笑)
田辺さんコメントありがとうございます。また更新が最近多忙により全然できなかったことお詫び申し上げます。これからもよい記事をアップできるよう頑張ります!