シングルマザーの子供の夏休みの過ごし方と宿題の進め方

シングルマザーの子供の夏休みの過ごし方

長い長い夏休み。仕事をしているシングルマザーにとっては夏休み子供の生活が心配です。夏休みの間は仕事を休むパート主婦もいますが、シングルマザーはそうはいきません。

今回は子供の夏休みの過ごし方と学校の夏休みの宿題の取り掛かり方をまとめてみました。

子供の預け先を考える

子供が夏休みに突入してもシングルマザーで私たちは仕事があります。1日中家にいることはできないので預け先を考えなければなりません。行政の整備もだいぶ整ってきていますが預け先はまだまだシングルマザーにとっては少ないかもしれません。

学童保育に行く

学童保育

学童保育とは放課後児童クラブとも呼びますが、両親が共働きなどで家にいない小学生が放課後や長い休みの場所のことを指します。もちろんシングルマザーの子供も利用することができます。

学童保育に通えれば安心ですね。学童保育にいけば規則正しい生活ができるし、お友達もいます。

ただし、地域の学童保育によって異なりますが、学童保育がすごく楽しいという声も聞きますが、上級生が威張って嫌、指導員が怖いなど連日通うのも子供はかなりのストレスがあることも問題になっています。

いままで小学3年生で卒業だった学童も2015年4月から6年生まで預けられることになりましたが、実際に通ってるのは低学年が多いです。中学年、高学年になるにつれて学童保育に行かなくなります。

私の住んでいる地域は都会ではないので学童保育はありませんが、市が行っている「放課後子供教室」というものがあります。

放課後に学校に残って指導員と宿題したり校庭で遊んだり夕方5時まで指導員と学校にいれるのがありますが、小学5年の息子は、「小さい子しかいないから行かない。行っても面白くないし」と言って行きません。

高学年になると友達と自由に遊んだりしてる方がいいのですね。

祖父母に預ける

祖父母の都合がつけば実家に預けるのが一番安心です。お昼ご飯も食べさせてくれますし。実家が遠方の場合は夏休みなので一週間くらい預けてしまうのもいいですね。子供にとってもいい思い出になるでしょう。

祖父母だけでなく、親戚のお家にお泊りに行くのも良い思い出になります。

留守番をさせる

小学校中学年にもなれば留守番もできます。とはいえ一人で留守番させるのはやっぱり心配ですので、留守番で気を付けなければいけないことは守るように口酸っぱく教えましょう。

私は以下のルールを作っています。

  • 戸締りはしっかりする。一人で家に居る時もカギをかける。遊びに出かけるときはカギをかけて出かける。
  • 火の元は注意する。ガスは使わない。高学年になればカップラーメンも作れますが、もしこぼして熱傷したなんて事のないようにカップラーメンは作らない。と約束する。
  • 勉強はここからここまでやっておこうと指示を出しておく。
  • 雨が降ったら洗濯は入れるように教えておく。

上の2つは絶対ですが、できれば留守番の際にしておくお願いをいくるか作っておくのもよいでしょう。高学年になれば掃除機をかけてくれたりもします。夕方になったら洗濯物も取り込んでくれます。

兄弟がいれば安心ですが、うちの場合は一人っ子なので一人で留守番。さみしいのではないかと心配です。もちろんお昼のお弁当・お菓子などはおいて置き、自分の昼休憩に電話や子供の携帯にメールして状況を聞いたりしてます。

自分なりに夏休みの過ごし方を考えさせる

小学生の高学年になると、友達と少し遠くまで遊びに行くこともあると思います。子供自身に夏休みの最初に、どうやって過ごすのかを発表してもらっています。

タイムスケジュールを決めてメリハリつけよう

夏休みはダラダラしてしまいがちです。夜更かしをして朝も起きれなくなることも。私は仕事なので無理やり起こして朝ごはんを食べさせますが、朝ごはんを食べたらまた寝てるなんて事もしているダラダラ生活になりがちです。

曜日の感覚が薄れて、緊張感のない生活を送ることのないように、1日のタイムスケジュールを考えさせましょう。

考えたら大きい画用紙に円グラフで書かせて部屋に貼る。
こうすることで何時から何時まで勉強する時間なのかメリハリはつきます。

ただ、シングルマザーは日中仕事なので実際にタイムスケジュールを決めた時間に勉強を本当にしているかは本人の申告を信じるしかないので謎になっていますが、メリハリつけた生活しなさいよ!と伝えるために書かせるのです。

夏期講習へ申し込む

夏期講習

日中は、私が不在なだけに留守番してる事も多いのですが、これでは子供が家に引きこもってしまいがちになってしまいます。

田舎なので児童が少ないので遊ぶ友達も少ないですし、一人で行ける場所も限られています。息子が4年生の去年からは夏期講習に通わせて、ダラダラさせない生活にしました。

夏期講習だけなら、塾の教材費だけでいいので教育費もほとんど負担にはならないです。毎日の負担費用はバスで通ったのでバス代ぐらいです。一人でバスにのって駅前の塾に通う。これだけで午前中は塾だけで終わります。

新しいお友達が出来たり結構楽しかったようなので、今年ももちろん夏期講習に申し込みしました。

塾の無い日は、ヘチマの観察に学校へ行ったり、午後は学校のお友達と学校のプールへしょっちゅう遊びに行ったり。塾の宿題・学校の宿題もあり去年の夏休みは子供も忙しそうでした。

夏休みの宿題は計画的にやろう

夏休みの宿題はきっちりやらせたいです。ドリル・漢字の練習も丁寧に書くように伝えてます。ドリルなど一人で出来るものは早め早めに終わらせないと結構きびしい。あっと言う間に夏休み後半になってしまうのです。夏休みの予定をカレンダーに書いて子供も予定がわかるようにし、自分でいつまでに何の宿題を終わらせるのか考えさせましょう。

推薦図書・課題図書の指定の本は夏休み入ってすぐ図書館で借りる

図書館

推薦図書・課題図書の読書感想文の宿題、指定された本なので買わなくてはならないのですが、本って結構高いです。しかも1回読んだら読み返すことはあまりないでしょう。

推薦図書・課題図書の案内用紙をもらったらすぐに図書館へ行くのです。図書館で推薦図書・課題図書のコーナーを設けていてくれて各1冊ずつは用意しているものです。なので夏休み入ってすぐに図書館に行き、うまくいけば借りる事ができます。

うちの子は本をなかなか読もうとせず、すべて読み終わるには時間がかかりますが、以下の手順で読書感想文は進めています。

読書感想文

話の流れの要点を書かせる

いざ作文用紙に書かせると固まってしまいます。そのため、話の流れの要点をまとめさせます。可能な限りたくさんの要点を出してもらうようにします。

要点1つ1つに感想を書かせる

次にその要点1つ1つに感想を書かせます。要点を出すことができればその要点に対して感想を書くことは難しくないようでスラスラと書けるようになりました。

下書きをする

作文用紙も無駄にしたくないので、下書きをさせます。要点の感想まで書いたら、文章をつなげるようにして必要のないところを削減していくように指示をします。

作文用紙に書き始める

下書きが終了して、問題ないようだったら作文用紙に書かせます。毎年読書感想文の宿題は私も苦労しますが、この流れを作ってからは大分楽になりました。

大掛かりな宿題だからこそ、図書館に早めに行き本を借りることで早めに読書感想文の宿題が終わると思います。

挑戦してみようシリーズの宿題も時間がかかる

工作

作品展など夏休みに工作など作って挑戦してみようシリーズの宿題も結構厄介ですよね。まずなにをやるのか考えるところからです。
自分で2つ以上を選んで作品をつくるのですが、去年は自由画とおもしろ貯金箱と書道に出展しました。

工作って大変です。紙粘土で貯金箱をつくり乾かして、絵具で絵を塗る。3日間かかりました。

自由画を構想と下書きと絵具でやはり3日間かかります。しかもかなりの時間を費やしてます。書道は有難い事に書道教室に通っていたので、教室で先生の指導の下宿題を終わらせてくれたのでとても上手な作品が書けて銅賞までとれました。

賞を頂けるのは嬉しいことですし、参加賞ももらえる作品展もあるのでやったことが思い出になります。

自由研究も結局親が考えてしまう

自由研究

3年生から自由研究の宿題があります。これも何をやりたいか、子供と考えます。4年生の去年は何にしたかというと、息子が祖父と蜂の巣退治をした事から「蜂の巣って何で出来ているのだろう?」という疑問を抱き、自由研究は「蜂」について調べることにしました。

まず図書館に行き蜂の本を何冊か借りて調べたり、インターネットで調べたりして、子供なりにまとめてましたが、全然薄っぺらい内容だったので、私に任せてといい、本を頼りに蜂をまとめあげパソコンで文章を入力し印刷をし、それを子供が模造紙に書いていき本の写真をカラーコピーして貼ったりして分かりやすくしました。

模造紙3枚の大型な作品ができ、先生や授業参観でママ友達から「○○くんの自由研究すごいんだって~子供が言ってたよ」や自由研究を見た他のお母さんが、「わ~○○くんの自由研究すごいね~」と褒められたほどです。

文章をまとめたのはやりすぎたかもしれませんが、シングルマザー時間がないので付きっ切りで宿題に付き合ってあげられません。書き写すのとまとめる事は私のいない時にも出来るので、こつこつ自分でやっていました。

夏休みの大掛かりな宿題は夜にやったりしてます。植物観察の宿題などは絵を描くので写真に撮ってきたりして描いたり、自分でやれるものは自分で計画立ててやったり、声をかけてやらせたりしました。

夏休みの貴重な思い出つくりもきちんとしよう

いつも仕事のシングルマザーも夏休みだってあるはずです。大型連休はなくても小さい連休もありますよね。夏の旅行は出費がかさみますが、貴重な思い出つくりをしましょう。

普段行けない所・普段できない体験などいろいろな事ができるチャンスなのです。

連休がとれない場合・特別にどこかに行かなくてはならないわけではないのです。海に行く、プールに行くのも季節を感じらますし、子供の好きな映画を観に行くのもいいのです。

好きな事をして思い出作り、楽しかった夏の思い出と日記に書いてもらいたいですね。

夏だからこそペットの代わりに虫を飼う

金銭的にペットなんて飼えないので、夏はカブトムシやクワガタを飼って息子は可愛がっています。

都会ではないので大きいカブトムシが取れるし、近所の方がくれます。あまりに多く飼いすぎてクワガタとカブトムシを同じ虫かごに入れていたらカブトムシが真っ二つにされていたことがあり、息子もクワガタの恐ろしさを知り逃がしてました。

6月はカタツムリを飼っていたことがありましたが結構かわいかったです。
夏限定のペットです。名前なんて付けるとさらに可愛がります。

まとめ

子供は自由にしておけば勝手にやると思い込んで放任しておくと、何もやらなかったりします。

やっつけで宿題をし、やっつけの工作をしても何も意味がないし先生からの評価も得られません。

親がある程度の設定をしておいてあげないと楽しい充実した夏休みが送れません。夏休みならではの友達と虫取り・プール遊びももちろん大切です。安心した充実できる夏休みを親が計画してあげたいですね。

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